この記録について
これは個人の観測ログです。医療的な効果や、誰でも同じ体験に到達できるという保証はまったくありません。「自分の場合はこうだった」という記録として読んでください。
違和感、痛み、体調の変化を感じたときは必ず中止してください。
2022年、時間ができた
コロナ禍でテレワークが増えた2022年のこと。
家にいる時間が増えたことで、それまで見て見ぬふりをしていた自分の内側に向き合う余裕が、少しずつ生まれてきた。
自分にはM気質があると、以前からぼんやり感じていた。責められる、支配される、そういう方向に反応することは何となく自覚していた。ただそれを実際に試したことは、ほとんどなかった。
普通の風俗に行ったこともある。悪くはなかったが、「これではない」という感覚が毎回どこかに残った。何を求めているのかを言語化できなかったが、もっと違う何かがあるはずだという直感だけはあった。
M性感というジャンルを知った
ある日、風俗関係のサイトを検索していてM性感というジャンルに行き着いた。
そのページで初めて「ドライオーガズム」という言葉が出てきた。当時の自分には、その言葉の意味がよく分からなかった。
後から調べると、ドライオーガズムとは射精を伴わない絶頂のことだと分かった。通常の射精後には「不応期」と呼ばれる興奮が静まる時間が訪れるが、ドライオーガズムではそのプロセスが起きないため、連続して絶頂を迎えられる可能性があるとも書かれていた。
体験者の記録を読むと、「射精よりも強い快感」「全身に広がるような多幸感」という表現が出てくる。自分にも起きうることなのかは、まったく分からなかった。半信半疑のまま、興味だけが先行していた。
初めてのM性感で感じたこと
初回の正直な感想は、快感ではなかった。
最初に来たのは、排便感に近い違和感だった。気持ち悪い、という感覚が先行した。「これが快楽につながるのか」という疑問が頭をぐるぐるした。
スタッフの方は親切だったが、自分の体がどう反応しているのかが全く分からなかった。快感のかけらはほとんどなく、戸惑いだけが積み上がっていった。
それでも、帰り道にひとつだけ残ったことがある。「このまま終われない」という感覚だった。
快感がなかったからこそ、「まだ何かの手前にいる」という実感だけがあった。何が起きているのかが分からない。でも、続ければ何かが変わる気がした。理由のない直感だったが、それだけが残った。
なぜ続けたのか
快感があったから続けたのではない。違和感と戸惑いが強かったが、「まだ理解できていないだけだ」という気持ちが上回っていた。
結果的に、月に1回ほどのペースで通い続けることになった。探求心というよりも、「終われなかった」という引力に引かれていたという方が正確かもしれない。
その後の経緯——アネロスを購入して自宅で試したこと、なぜかそれでは最初まったく感じられなかったこと、そして最終的に明確な絶頂感に到達した経緯——は、別の記録に書いていく。
注意事項
前立腺刺激を行う場合は、清潔を保つこと、水溶性潤滑剤を十分に使うこと、痛みを感じたらすぐに中止することが基本です。強い痛み、排尿困難、血尿、発熱などの症状が出た場合は、すみやかに泌尿器科を受診してください。
体調が優れないとき、無理をしているときは行わないことが大切です。この記録は個人の体験であり、同じ体験をすすめるものではありません。