ドライオーガズムを始めた頃、私はいくつかの思い込みを持っていました。

その思い込みのせいで、最初の数週間はまったく快感を感じられず、「自分には向いていないのかもしれない」と諦めかけた時期もあります。

今振り返ると、誤解を解くことこそが、ドライオーガズムへの一番の近道だったと思っています。

「強く刺激すればイける」という最初の誤解

これが最大の思い込みでした。

「気持ちよくなりたいなら、強く刺激すればいいはずだ」という発想は、ウェットオーガズム(いわゆる普通の射精)の感覚をそのまま持ち込んだものです。

私の場合、2021年のコロナ禍・テレワーク期間に初めてM性感に興味を持ち、自宅でのグッズ使用を始めました。

最初に用意したのはAmazonで購入した安価なエネマグラ。使い方が分からないまま「とにかく動かせばいいんだろう」と、グリグリ押し付けるような使い方をしていました。

その後、M性感店のスタッフにユーホートライデントを勧められてからも、しばらくは同じ発想でした。「もっと強い刺激を」と。

M性感店でも一時期、グリグリ系の強い刺激を試したことがあるのですが、結果は明確に逆効果でした。痛みが先に来て、気持ちよさがゼロになる体験でした。

前立腺は「触れているだけで反応する」繊細な部位です。強さで押し込もうとすると、感覚が閉じてしまう。これを体感で理解するのに、相当な時間がかかりました。

快感より先に来た違和感と排便感

もうひとつ大きかった誤解が、「入れてすぐに気持ちよくなれるはずだ」というものです。

実際に最初に来たのは、快感ではなく違和感と排便感でした。

「何かが入っている」という異物感。「トイレに行きたいかも」という感覚。これが強くて、落ち着いて刺激を楽しむどころではない状態が続きました。

正直なところ、この段階で「ドライオーガズムは自分には無理なのかも」と感じました。

自分がこの壁を越えた方法は、「慣れるだけセッション」でした。

アネロスを入れたままテレビを見る。何も期待しない。ただ「入れている状態に慣れる」だけの時間を繰り返す。

これが地味ですが効果的でした。数週間ほど続けると、排便感が薄れ、「入れていることが自然な状態」になってきました。その段階を超えてはじめて、うずくような感覚が生まれてきた記憶があります。

「時間をかけるほど非効率」という焦りが邪魔をした

「長くやれば慣れる、でも早く結果を出したい」という焦りも、かなり邪魔をしました。

ドライオーガズムのセッションは、時間を「こなす」ものではありません。

私の場合、M性感店に月1〜2回通いながら、自宅でも並行して練習を続けて、全身が痺れるような快感の片鱗を初めて感じたのは約2ヶ月後でした。

明確な絶頂に至ったのはさらに1ヶ月後、つまり通い始めから約3ヶ月かかっています。

この3ヶ月を「遠回り」と感じる人もいるかもしれません。でも今は、この時間が必要だったと感じています。

焦って強い刺激を繰り返すより、体が慣れていく過程を観察する感覚のほうが、ドライオーガズムには向いているようです。

誤解を解いた後に変わった感覚

正直に書くと、思い込みを手放すのは簡単ではありませんでした。

「弱い刺激で本当にイケるのか」「この排便感はずっと続くのか」という不安は、しばらく消えませんでした。

ただ、「アネロスは手で動かすのではなく、意識を内側に集中させると自然と動き出す」という感覚をつかんでから、セッションの質が明確に変わりました。

グッズを使うというより、体の内側の感覚を観察するような状態に近い。それが自分には合っていました。

現在使用頻度が最も高いのはマキシマス トライデントですが、初心者が最初の一本を選ぶなら、ヒリックス シン Vのような刺激が穏やかなモデルから始めるのが無理が少ないと感じています。

「強い刺激よりも自然なフィット感」を最初の基準にすることが、誤解を避ける一番の近道だと今は思っています。

ヒリックス シン V
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細めで負担が少なく、最初の感覚づくりに向いたモデル。

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セッション補助として参考にした作品

セッション中の没入感を補助するために、M性感系の映像作品を参考にすることがあります。

声や焦らしの間合いが、自分のセッションのペースに影響することを観測してきました。

以下は私が参考にしてきた作品です。掲載情報と公開サンプルで確認できる範囲での紹介です。

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最初の誤解は、誰でも持ちやすいものだと思います。

「強ければいい」「すぐ快感が来る」「効率よく進めるべき」――これらはすべて、ドライオーガズムとは相性が悪い発想でした。

体験を積んでいくうちに、自然と手放せるようになります。最初の違和感は、通過点です。

始め方から継続までの順番をいったん見直したい方は、ドライオーガズム完全ガイド|始め方・コツ・継続までを探求全体の地図として使ってください。

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